地獄の入り口へ!

松本市立博物館で開催中の特別展
「地獄の入り口 – 十王のいるところ- 」を見に行ってきました。
強烈なインパクトです!

閻魔大王を始め、地獄の裁判官ともいえる十王。
この特別展では松本市内や長野県内に伝わる地獄に関連する文化財や
十王像などが展示されています。
赤を基調とした薄暗い展示室もまさに地獄の入り口の雰囲気。
これから審判を受けるような気持ちになってきます…笑。

地獄絵図はなかなかに残虐な描写もありまして、
地獄には落ちたくないと人々に思わせるのに十分な恐怖を感じさせます。
一方で、各地で大切に守られ祀られてきた十王像は、
必ずしも恐ろしい形相のものばかりではありません。
どこかユーモラスだったり、穏やかで優しい雰囲気だったり、とっても個性豊か。
中には、子供たちの遊び相手をしていた痕跡が感じられる像もあって
長く地域で親しまれてきたことがうかがえます。
恐怖で威圧するのではなく、正しい道へ導くための存在なんだなあと
改めて勉強になりました!

展示の最後にはこんなお楽しみも!
何が占えるのかは、訪れた方だけのお楽しみです♪

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