明日9月1日は防災の日。
1923年9月1日に発生した関東大震災に由来します。
昔は防災対策といえばほぼ地震対策を指していたような記憶がありますが、
近年では地震に伴う津波による被害や、豪雨による水害・土砂災害、
噴火、大雪、落雷など様々な災害が頻発していますよね。
何十年に一度の大雨、という言葉も毎年耳にしている気がします。
私たちの身近なところ、県内の災害に目を向けると、今年は
2019年の台風19号災害から5年、
2014年の御岳山噴火災害と長野県神城断層地震から10年という節目の年でもあります。
そこで、毎年9月1日にFM長野・SBCラジオ・FMぜんこうじの
3局共同制作でお届けしている特別番組
「防災の日2024-ラジオの力-」では、今年はこの3つの災害にスポットを当て、
教訓と復興について学びます。
FM長野では白馬村・小谷村を中心に大きな被害が出た
神城断層地震を取材しました。
ここは村内のとある場所。
中央付近がこんもりと盛り上がっているのですが、
これがまさにずれた断層が地表に現れたところ。
もともとは1枚の水田だったのが、1mほど隆起してしまったそうです。
この地震で被害が大きかった白馬村・堀之内地区で当時区長を務めていた
鎌倉宏さんにもお話を伺いました。
地震当日の様子はもちろん、
この規模の地震にもかかわらず犠牲者が出なかった理由についてお話しいただいています。
さらに、災害時の様子と復興について学ぶための取り組みを
信州大学教育学部の特任助教 内山琴絵さんにもうかがってきました。
内山さんがお持ちの「復興ツーリズムMAP」を参考に、
白馬村を実際に巡って楽しみながら
被災当時と現在を比較して学べる試みなど、
ぜひお聴きいただきたい内容となっています。
「防災の日2024-ラジオの力- 過去の災害を教訓に」
FM長野では明日夜7:00からお届けします。