半年ぶりの里帰り

昨年秋に実家じまいをして以来
およそ半年ぶりに上田に行ってきました。
実家から歩いて30秒かかるかどうかのご近所さんだった
おじちゃん(とあえて呼びます)の告別式に行くためです。
父の幼なじみでもあり、お互いに代々のお付き合いがあったので
亡き両親の代わりにうかがいました。

私の記憶にあるのは、誠実そうなお顔立ちで柔和な笑みを浮かべた
ジャージと長靴のラフな格好のおじちゃん。
私が小学生の頃はふわふわのワンちゃんを飼っていらして
よく遊ばせてもらいました。
最後に会ってお話ししたのは半年前。
80代なのでもちろん年齢は感じたけれど、お元気そうだと思っていたのに
土曜日、新聞の一面に訃報が載っていて驚きました。

コロナ禍以降、こんなに盛大なご葬儀にうかがうのは初めてです。
おじちゃんの大きな写真の周りにはずらりと供花が並び、
テレビでよく見る政党幹部の方のお名前が複数。
さらに弔問客の長蛇の列を見ると、生前のご活躍が偲ばれます。
ワンちゃんが天国で待っていますね。どうか安らかにお休みください。

今日はご葬儀の前後で両親の墓参りにも行き、
親戚のおばちゃんと久々にじっくりと茶飲み話をすることもできました。
実家がなくなって帰る機会がぐっと減った分、
そういう時間はより大切にしていきたいなと改めて思います。

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