デデポポと キジバト鳴いてる 一月の朝
まだ1月だといふのに、
のんびりしたあの子の声が台所の外から聞こえてきた。
デーデーポッポポー。デーデーポッポポー。
もうちょっと温かくなってから聞こえてくるイメ―ジだったけれど、
最近あったかいもんね。
あの鳴き声のように、日々のんびり優しくあれればいいのですが、
心穏やかでない日が続いています。やるせない。
長野市の事件、心からご冥福とお見舞いを申し上げます。
1秒でも早く穏やかな日常が戻ってきますように。
先日、びりりと冷えた”鹿の国”こと諏訪の地で
ずっと見たかった映画「鹿の国」を鑑賞。
まだこの国に神も仏もやってくる前の、人間の祈りの原型、
お諏訪さんのルーツを辿るドキュメンタリー。
自然と共に生きていた人々の、大地への感謝や畏怖や賛称の心が
土着の神=ミシャグジ、やがて諏訪大神を形成してゆく。
映画で再現された諏訪大社の謎多き祭礼の一つ
「御室神事」(みむろしんじ)は、
厳冬期、土の下で春を待つ種子たちの祝祭のようだった。
諏訪出身の父母から生まれ、
巡り巡って移り住んだこの地にも御柱祭があるのは何の因果だろう!
映画の時間は、自分のルーツを思う旅でもありました。
映画終わり。
いつもの「自慢焼き」の重厚クリイムがやさしく癒してくれた。
こちらも自分のルーツのひとつ=上田のソウルフード、自慢焼き。
岡谷の富士アイスはまた、佇まいが抜群に良いんだなぁ◎
この御時世でも一つ100円なんて!これもまた”神”!!