今週のラジオから。
飯野ちゃんが最近番組で「縄文」について喋っている。
なんでも茅野の尖石縄文考古館へ行って国宝土偶にようやく対面したそうだ。
飯野ちゃんが敬愛する角松敏生さんも縄文好きらしい。
ぼくが度々縄文愛を力説しても動かせなかった飯野ちゃんを
すんなり尖石へと導いてくれた角松さんに、この場を借りて御礼を言いたい。
で、飯野ちゃん、次は井戸尻考古館がオススメだよ♡
そんなことを思って迎えた先週末のこと。
おったまげた。家の庭から土偶⁈が出た。
自宅庭に今年も夏野菜を植えつけた。
大きめの庭石がちょっと邪魔だったんで(大家さんごめん)
おひとつ掘り起こして移動させてみたらば、石の下から黒い塊がでてきた。
土偶(土人形)だった。笑
土偶は好きだが、流石に庭から出てくるとは思わない。
このシロモノ、帽子を被りリュックを背負っているようで、
昭和期の農民美術”登山人形”をどことなく彷彿とさせる。
片足は欠けている。
かつて庭から一銭玉が発掘された昭和初期からある家なのだが、
果たして、一体いつの時代のなんなのだろうか。
番組で話してみたらば、
「江戸時代の泥面子?」とか
「腰に刀をさしているようにも見える?」とか、
いろんなお見立てをいただいた。
いやもちろん、そんな昔のものでない気もするし、
せいぜい前の住人の子が図画工作で作ったとかの土人形かもしれない。
しかし、いつの時代のモノであったとしても
「いつか土偶を発掘してみたい」という夢は、
なんとなく叶ったのであった。(拍手)
※厳密には「土偶」とは縄文時代に作られた土製品のこと、だそうです。